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キヤノン EOS 6D (WG) 発表

キヤノンの小型軽量一眼レフカメラ EOS 6Dが発表された。 噂では廉価版入門機かと思いきや、小型軽量のスナップ機(?)らしき位置づけで安心した。

キヤノン EOS 6D WG

フルサイズ(JIS 135フィルム相当の24x36mmセンサーを持つ一眼レフ)を使うと、画質の良さとボケを活用した絵作りにハマってしまう。

「カメラジジババ」は急増している。 老齢化に伴い、重い機材は敬遠される。 フルサイズのデジタル一眼レフは、高価で重い。

ここを上手く突いてきたものだと感心する。

また、日本、欧米向けには、GPSとWifiも内蔵され、新し好き者にも注目されそう。 Wifiを利用するEOS Remote(リモート)も、花などのマクロ撮影に重宝しそう。

つまり、シニアと新し好き者には、打ってつけのカメラとなりそうである。

キヤノン EOS 6D

GPSの利用が制限される中近東や中国などの国々、あるいは、より廉価なカメラとして、GPS,Wikiナシの機材も販売すれば、低価格のデジタル一眼レフとして、かなり売れそう。

日本や欧米では、EOS 6D WG (Wifi, GPS付き)の価格が一巡すれば、マイナーチェンジ版として、WGなしのEOS 6Dを発売すれば、従来機のEOS 6D WGの価格てこ入れにも使えるだろう。

キヤノンの一眼レフカメラ戦略を夢想する

EOS 6Dが廉価版入門機であれば、EOS「一桁D」のネーミングは「気に入らないなじまない」と思っていた。 然に非ず、小型軽量スナップ機の位置づけで、なんとなく納得している。

キヤノンの一眼レフカメラのラインナップは、訴求ユーザー層に合わせた製品ラインナップが戦略だと理解している。

EOS 1DX高速連写、高い信頼性が必要なスポーツ・報道のプロ機。
(EOS 1Ds Mark III)
(EOS 5D Mark II/III)
高画質の商品撮影、結婚式などのスタジオ撮影機。
EOS 5D Mark II風景・ポートレート撮影の上位ユーザー。
EOS 5D Mark IIIオールマイティな上位ユーザー向け汎用機。
EOS 6D WG小型軽量スナップ機。ジジババ・新し者好き向け。
EOS 6D小型軽量、ジジババ向け汎用機。
EOS 7DAPS-Cの最上位高速連写機、スポーツ・鳥・鉄道撮影などの上位アマチュア機。
EOS 2桁DAPS-C。アマチュア向け汎用機。
EOS Kiss(海外3桁D)APS-C。簡単できれいな写真のパパママ機。
EOS MAPS-C・ミラーレス。最初は一眼レフのサブ機で、その内に、簡単きれいのパパママ機になるだろう。

「パパママ」に対応した「ジジババ」という四文字が気に入ってしまい、失礼ながら「シニア」の替わりに使用しています。 EOS X50をすっかり忘れていたが、まあ、EOS Kissのシリーズ機ということでまとめて良いかなと。

作成: 2012年9月18日 更新: 2012年10月20日
カテゴリ: カメラ